2020.1.31
さいたま国際芸術祭応援プロジェクト「こども向け冬のアートスクール2019」
さいたま新都心駅近隣に在住の園児から小学校低学年の児童向けに、さいたま国際芸術祭応援プロジェクト「こども向け冬のアートスクール2019」を開催しました。
本格的な国際美術展が開かれる前に、同地域の子どもたちにアートやデザインを身近に感じてもらうため、3つのカリキュラムを用意し挑戦してもらいました。
私たちは、現代社会の中で美術が必要とされている3つの分野であるアート・デザイン・ファッションに焦点を合わせ、実際にわかりやすく体験してもらえる内容にまとめました。
アート
デザイン
ファッション
プログラム1 干支の置きもの
まずは日本の美意識を感じる事、今でも昔から引継ぎ日本人が持ち続けている特有の色感について学びました。
日本の伝統の色、朱色(しゅいろ)は、縄文時代からもっとも古い色のひとつで、貝塚などからこの色をあしらった土器や土偶なども見つかっており、日本で古来より用いられて来た黄を帯びた鮮やか赤色です。
2020年は子(ね)年のため、こどもたちの感性の飛躍を願いに込めた干支づくりに挑戦し、うるし塗りを体験してもらいました。
プログラム2 スノードーム
デザインの課題では、みんなに喜んでもらうことをテーマにカリキュラムを作りました。
お部屋に飾ってもらい家族みんなで鑑賞するにあたり、一生懸命に制作したものを褒めてもらうことや、色々と美について会話することを学びます。
キラキラをブレンド、美しいと思わせるスノードームは、著名なメディアでコレクターが取り上げられるなど、みんなが知っている素直に綺麗だと思えるアイテムです。スノードームの中はどんな世界なのか考えながら制作し、自分の想像した世界を家族に共有出来ることも楽しみのひとつです。
参考作品スノードームA
参考作品スノードームB
参考作品スノードームC
参考作品スノードームD
プログラム3 フェルトカバン
ファッションアイテムは、いろいろな素材が用いられ、ボタンやポケットなど生活に必要な様々な工夫が凝らされて作られています。
日頃、身につけているファッションの機能や素材についてを知る事で、日頃身に付けているファッションについて新しい発見を見つけてもらいます。
加工し易い身近なフェルト素材を実際に使ってみる事で、ものづくりの達成感を味わう工夫も行いました。
私たちが運営する絵画教室やワークショップは、学校の図工や授業とは異なり、普段の生活の中で子どもの自立心・好奇心を育み、創造性を広げるお手伝いを行うように心掛けています。
本質的な美術の授業の中では、手法や画材、素材など、さまざまな刺激を短い時間で体験し経験を持ち帰る事ができます。
自分が作ったものを表現する力、手を動かすことで先がわかる力、わたしたちの最終目的は、自分の感性を信じて物事に取り組む自己肯定感を育むことにあります。
そのような体験により、生活の中で自分の「感性や想像力」を信じ、人生を楽しく・豊かに生き抜く力を身につけてもらうものと信じています。
※体験レッスンは全て有料となりますのでご了承ください。
さいたま新都心教室
住所
〒330-0835 埼玉県さいたま市大宮区北袋町1丁目1−285 てらこや新都心内
建物はトラットリア イル・ルオーゴというカフェを併設した古民家となっており、入り口はカフェの裏側にあります。
交通・アクセス
さいたま新都心駅[出口2]から徒歩約11分
※提携駐車場あります。
ご不明点、ご質問等は下記お問い合わせフォームよりご連絡ください。
9月-12月までのさいたま新都心教室で開催されるレギュラーレッスン「さいたまde Art」は、さいたま国際芸術祭2020を応援しています。