2021.8.30
来年度以降にお受験を控える園児さま向けのオンライン工作レッスンについて
8月が終わり、これから小学受験の試験期間となります。来年度に向けお受験を控える園児様がどのように絵画・工作の学習をして行くかについてご質問を頂くことが多いため、小学受験対策メソッドを記載させて頂きました。
当アトリエで行っている教育メソッドは、試験対策だけではなく全ての課題や問題解決方法についての示唆になるもので、決してミクロの視点での教育は行っていません。
短期的な視野で学ぶものではなく、教育理念にもある通り自発性を育み・豊かな感性を持つ人間を目指した、長期的な視点でのレッスンを行っています。
STEP.1 制作
まずは課題を自分なりに考えて自ら制作します。画面のサンプル画では、指示が的確に理解出来ておらず、発想の展開がありません。
STEP.2 観察・考察
命題が決まっている場合は、講師が表現するものを観察(考察)することを教えます。数多くの選択肢・発想があることを示唆します。
STEP.3 指導
講師が実際に作成して技術や手法を教えます。このようにゴールを明確に目の前で具体化することによりイメージが明確になります。
実際に生徒さんが、課題を手際良くこなせるようになるには必要なパターンを網羅することが必要になります。
レッスン担当講師の力量は、STEP.2の引き出しの多さ、STEP.3見本を見せた時の手際の良さや制作品で人の心を動かす色彩や形態感覚を持っているかに掛かっています。
絵を描く、工作を作ることは一般的に才能の分野とされていますが、プロフェッショナルの世界では全く異なります。想像性はある程度訓練の分野であり、今までの見えていた世界を変えることではありません。
このように、手順を踏んで学ぶことにより、幼少期より発想する能力を訓練する事が教育によって可能になります。
本記事で制作したカリキュラム「にじいろ図鑑をつくろう」
必要な工作材料 |
---|
7色の色画用紙・折り紙 |
のり・はさみ |
クレヨンなどペン類 |
白い画用紙2枚 |