美術家庭教師のご依頼を検討されている皆さまに向けて、教室に通う場合と、どの様な点が異なるのかを記載しています。
家庭教師の指導内容は個人あるいはごく少人数に向けた美術に関する教育・作品制作に絞った内容となります。
※大人数向けおよびワークショップの内容は こちらのページ をご参照ください。
現在レッスンをご受講頂いておりますお客様の殆どは、アカデミックな美術の教育や小学校受験対策など、個人的な能力を最大限伸ばすことに注力されたいとお考えの美術や感性に対して非常に意識が高い方たちです。
普段私たちは社会の中で生活し、他人と些細なさまざまな事柄を比べながら、周囲を見て生活していますが、こうした講師と向き合う個別のレッスン形式は、もともと自分の持っている能力を最大限引き出す事が目的である芸術活動に於いて、もっとも感性を磨き・素養を身に付ける方法として有効であると言えます。
お住まいの環境にお伺いさせて頂くことで、そこにある感覚や感性を講師が感じ取り、また、生徒さまや親御さまに念入りなヒアリングとカウンセリング行う事で、ご本人の可能性を広げる表現を見つけ出し最適なレッスンを提案・指導することが出来ます。
今回ご紹介する生徒さまの親御さまより、はじめはアカデミックなデッサンの指導のご依頼を頂きました。
日本では珍しい色鉛筆のデッサンからスタートし、生徒さんが持つ独自の視点を信頼し存分に活かしつつ指導を行いました。基礎的な事に加え、色彩感覚や絵を作り上げていくアドバイスを行い、影は好きな色を選んで貰いました。
デッサン指導を行う中、その時に講師が見せた一枚の水彩画作品に触れて初めての水彩絵の具に挑戦することになりました。子供の頃から色々な美術を知り、挑戦してみてほしい理由のひとつとして、表現の幅を知ってもらうことがあります。美術が与える影響はとてもポジティブなものが多く、イメージをアウトプットする力を養うことによって多方面に活かせる”表現する力”をつけることが出来ます。
色味のグラデーションや断面図など、アボカドの面白さを発見し積極的に表現することが出来ました。(画材の貸し出しやモチーフなどは都度相談し進めております。)
講師は生徒さまの隣や近くに座りながらレッスンするのでコミニュケーションが捗ります。講師との距離も近くなるため、生徒さまからいつでもお気軽に質問していただけます。
教室に通われることなくご家庭の環境でも、デッサン、水彩、油絵、塗り絵指導、コラージュ、加えて工作から現代アートまで幅広く積極的に新しい事をチャレンジすることが可能です。ご本人のもっといい作品を創りたいというモチベーション、技術的なテクニックのサポートの他に、作品のクオリティが目に見えて上がることや、美術を楽しむ時間から成功体験を積み、この自発的クリエイティブ力を育てます。