制作時間2h~4h(乾燥時間を含みません)
ご家庭で行える日本画について必要な道具や描き方の手順について説明します。日本画の独学はかなり難易度が高いですが、このコラムをくわしく読み込み理解して進めていくと独学で描けるようになります。まずはコラムを読みながら画材屋さんに向かってください。
「日本画」という呼び名は 明治時代に「油絵」に対してそれまで日本で描かれていた絵画に対して付けられたことが始まりで、1000年以上の歴史があり、尾形光琳(こうりん)、伊藤若冲(じゃくちゅう)、など国内外で有名な画家が用いた技術です。現代では、主に和紙・鉱石から採取した顔料・膠(にかわ)という動物性の接着剤を用いた絵画全般のことを指します。
日本画の画材は扱いが簡単ではありませんが、身に着けると他のどの絵画にも出せない質感の表現ができる大変魅力的な絵画技法です。
今回は入門編として画材の扱い方をメインテーマに据え説明を進めていきます。
画材の購入はインターネットでも可、世界堂など規模の大きい画材店や日本画材専門店に足を運び自分で見て選ぶのもとても楽しいです!
STEP.1 いつものように必要な道具を買い揃えてみましょう。
日本画筆
削用(さくよう)、即妙(そくみょう)、長流(ちょうりゅう)など、日本画の筆にはかなり多くの種類があります。はじめは誰でも使いやすい「削用」を二本と細い線が引きやすい「面相(めんそう)」を一本購入されることをオススメします。
刷毛(はけ)
広い面を塗るのに使用します。こちらもサイズや種類が様々ですが、彩色用の毛が硬すぎないものがオススメです。
絵皿
陶器製で熱に強く、小さいものからかなり大きいものまであります。
和紙
筆と同様に和紙にもかなり多くの種類があります。
「雲肌麻紙(くもはだまし)」の「ドーサ引き(にじみ止めが済んでいるもの)」を購入されるのが良いです。名称に「生(なま)」とついてる紙はドーサが引いていないものなので滲んでしまいます。
最近は「麻紙ボード」という板状のものも販売されており購入後すぐに絵が描けるのでこちらもオススメです。
膠(にかわ)
牛や鹿などの皮を原料に作られた接着剤です。形状は様々ですが、細かい粒状の物がオススメです。画材屋には使いやすいゼリー状のものも販売してるのでそちらでも良いでしょう。
膠を入れる器は専用の膠鍋(にかわなべ)という陶器の鍋がありますが、きれいに洗ったガラス瓶やコップでも代用できます。
絵の具(顔料)
サファイアや孔雀石などの鉱石を砕いた砂状のものが原料となっており、現代ではガラス質を主成分とした砂状のものが使われることが多いです。
自然由来の鉱石を原料としたものを「天然岩絵具」、人工的に新しく作成したものを「新岩絵具」「合成岩絵具」、土を原料とし染色したものを「水干(すいひ)絵具」という呼び方をしています。
目の荒さを番号で振り分けており、1番(最も粗い、ジャリジャリ)~15番(細かい、さらさら)、16番に相当するものを白(びゃく)と呼びます。はじめは12番~白あたりが扱いやすくオススメです。
胡粉(ごふん)、すり鉢
牡蠣の殻などを原料とした白い絵具です。日本画では最もスタンダードな画材となっており最近では「胡粉ネイル」なども話題になりました。こちらも値段に応じて様々な種類がありますが「白鳳」というものが値段とグレードのバランスが良くオススメです。
墨、硯(すずり)
こちらもかなりの歴史と種類があります、画材屋さんで「日本画用の墨をください」というと出してもらえます。液状の墨汁でも良いですが紙に対しての接着力が弱いのでなるべくなら固形のものをオススメします。
パネル
木製パネル。和紙を張り込みます。はじめは小さいもの(F0号、SM(サムホール)サイズ)が望ましいです。
牡蠣の殻などを原料とした白い絵具です。日本画では最もスタンダードな画材となっており最近では「胡粉ネイル」なども話題になりました。こちらも値段に応じて様々な種類がありますが「白鳳」というものが値段とグレードのバランスが良くオススメです。
モチーフ
はじめは花や野菜がオススメですが、自身で心惹かれるものを選びましょう。
日本画筆
削用(さくよう)、即妙(そくみょう)、長流(ちょうりゅう)など、日本画の筆にはかなり多くの種類があります。はじめは誰でも使いやすい「削用」を二本と細い線が引きやすい「面相(めんそう)」を一本購入されることをオススメします。
刷毛(はけ)
広い面を塗るのに使用します。こちらもサイズや種類が様々ですが、彩色用の毛が硬すぎないものがオススメです。
絵皿
陶器製で熱に強く、小さいものからかなり大きいものまであります。
和紙
筆と同様に和紙にもかなり多くの種類があります。
「雲肌麻紙(くもはだまし)」の「ドーサ引き(にじみ止めが済んでいるもの)」を購入されるのが良いです。名称に「生(なま)」とついてる紙はドーサが引いていないものなので滲んでしまいます。
最近は「麻紙ボード」という板状のものも販売されており購入後すぐに絵が描けるのでこちらもオススメです。
膠(にかわ)
牛や鹿などの皮を原料に作られた接着剤です。形状は様々ですが、細かい粒状の物がオススメです。画材屋には使いやすいゼリー状のものも販売してるのでそちらでも良いでしょう。
膠を入れる器は専用の膠鍋(にかわなべ)という陶器の鍋がありますが、きれいに洗ったガラス瓶やコップでも代用できます。
絵の具(顔料)
サファイアや孔雀石などの鉱石を砕いた砂状のものが原料となっており、現代ではガラス質を主成分とした砂状のものが使われることが多いです。
自然由来の鉱石を原料としたものを「天然岩絵具」、人工的に新しく作成したものを「新岩絵具」「合成岩絵具」、土を原料とし染色したものを「水干(すいひ)絵具」という呼び方をしています。
目の荒さを番号で振り分けており、1番(最も粗い、ジャリジャリ)~15番(細かい、さらさら)、16番に相当するものを白(びゃく)と呼びます。はじめは12番~白あたりが扱いやすくオススメです。
胡粉(ごふん)、すり鉢
牡蠣の殻などを原料とした白い絵具です。日本画では最もスタンダードな画材となっており最近では「胡粉ネイル」なども話題になりました。こちらも値段に応じて様々な種類がありますが「白鳳」というものが値段とグレードのバランスが良くオススメです。
墨、硯(すずり)
こちらもかなりの歴史と種類があります、画材屋さんで「日本画用の墨をください」というと出してもらえます。液状の墨汁でも良いですが紙に対しての接着力が弱いのでなるべくなら固形のものをオススメします。
パネル
木製パネル。和紙を張り込みます。はじめは小さいもの(F0号、SM(サムホール)サイズ)が望ましいです。
牡蠣の殻などを原料とした白い絵具です。日本画では最もスタンダードな画材となっており最近では「胡粉ネイル」なども話題になりました。こちらも値段に応じて様々な種類がありますが「白鳳」というものが値段とグレードのバランスが良くオススメです。
モチーフ
はじめは花や野菜がオススメですが、自身で心惹かれるものを選びましょう。
ここまで、最初に揃える材料を説明するだけでもたくさんのボリュームがありますね。今回の解説はここで終わります。また次回を楽しみにお待ちください。
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楽しい時間をありがとうございました。また機会があれば、参加したいとおもいます。
住まいも遠い、仕事をしているなどがあるため、オンラインで個別に対応また、カリキュラムもご対応いただけるようでこの、ペースだったら続けさせてあげられそう、続けたいと思います。毎週は難しいのですが、2週間もしくは1ヶ月に一回ぜひ継続させていただきたいです。よろしくお願いします。
学校では美術の特別研究クラスが始まりましたが、名画の模写など真面目な内容であった様です。昨日の先生のレッスンは自由で楽しかった印象が強く、またレッスンに参加させていただきたいとの感想を持っています。
レッスンではお世話になりました。 また機会ありましたら、どうぞ宜しくお願い致します。
ありがとうございました。弟も参加したいです。